民藝埕と印花樂(台北) [お気楽台湾生活]
迪化街は漢方薬やカラスミなどの乾物で有名ですが
ほかにもわくわくするお店がいっぱい\(^o^)/
布地専門のお店が目が回るくらいひしめき合っている永楽市場のそばには
ボタンやビーズ、リボン、ブレードなどのかわいい洋裁小物屋さんや
最近ではとっても素敵な雑貨を売るお店もできました。
民藝埕(ミンイーチャン)にはセンスよくレイアウトされたオリジナルの雑貨と
日本の作家さんのものが並んでいて、カフェも併設されています。
右上にちらっと見えるのは小籠包のかたちをした入れ物。お醤油差しやからし入れなど。
手前は新作の桃をかたどった器。こっちもかわいいです。
脇道を入ったところにある小藝埕(シャオイーチャン)という建物の一階にある
印花樂(インホワラー) は楽しくてつい長居してしまいます。
カレンダーになっているナプキンはこんなおしゃれなパッケージ。
迪化街についての以前の記事はこちら。
*おまけ
台北市は萬華(モンガ)、大稲埕(ダーダオチャン)、城内 の 三つの地域が
1920年に合併して出来ました。
迪化街のあるあたりはその中の大稲埕という地域です。
「埕」とはお酒を入れる甕のことですが
昔この辺りの開拓を進めた人々が、水田の中に共同で空き地をつくり
刈り取った稲を干していたそうです。
この広い空き地のことを「大稲埕」と呼んだことから
それが地名となったようです。
その後、淡水河の運河を利用した水運貨物の中継地として栄え
19世紀初頭には茶葉輸出の中心地となりました。
今も残る煉瓦造りの建物群が当時の繁栄を物語っています。
大稲埕より早くから貿易で栄えた街モンガ(艋舺、 萬華)の記事はこちら。
今晩は。
「埕」とはお酒を入れる甕
新知識。
by 夏炉冬扇 (2014-05-30 21:39)
夏炉冬扇さま
おはようございます。
私も今回調べて初めて知りました。
「大きな入れ物」といったような意味で使われているのではないでしょうか。
by cinnamon-cardamon (2014-06-14 09:04)