高雄〜美濃の旅⑥ 擂茶と粄條麵 [お気楽台湾生活]
客家文化にふれる美濃の旅、お次は「擂茶(レイチャ)」体験です。
お店の中に入るとそこは不思議な世界。
客家の伝統衣服を着たきれいなお姉さん?が迎えてくれました。
タクシーの運転手さんが「日本から来たお客さんだからゆっくりしゃべって」
と言ってくれたにもかかわらず
用意されたテーブルにつくと、お姉さんは機関銃のごとくしゃべるしゃべる。
ほとんど理解できませんが、まあとにかくすりこぎで擂れってことのようです。
すり鉢の中には白胡麻、黒胡麻、玄米、ピーナッツなど体に良さそうなものばかり
「擂」の字は「胡麻を擂る」というふうに日本でも使ってるように
ひたすら「すり鉢の中味をすりこぎで擂る」作業。
「擂り粉木」読んで字の如くですね。
もういいかなーと思って休んでいると、お姉さんがやってきてダメ出し。
さらに擂る。
そしてまたまたダメ出しされちゃう。
お茶請けのお菓子や、小さいお急須に入った甘いお茶も味わってる余裕なし。
ようやくゴーサインが出たら、すり鉢の中味を小鉢に移します。
のこりは筆も使って丁寧にすくいだします。
後半もお姉さんの勢いはとどまるところを知らず。
なんかいっぱい説明してくれたけど、とにかくどんなお味か早く飲みたい。
粉末になったものを銘々の茶碗に入れ、
抹茶もどこかで加えたような。
お茶?お湯?を注いでスプーンでよーく混ぜたら
お好みであられや小豆を入れていただきます。
どろっとして、ピーナッツの香りがきわだって、
お茶というより「黒豆きな粉」を温かいミルクでのばしてさらに濃厚にした感じかな。
栄養満点で、こんなに甘くなければもっとおいしいのに、ちょっと残念。
私は情けないことに「擂る」だけで疲れてしまって
お茶の写真撮ってなかった(^_^;)
いかにも観光スポットという場所で、しみじみとお茶を味わうというのとは違うけど
なかなか面白い体験でした。
そもそもなんで「擂茶」が生まれたかというと
農作業に忙しい客家の人々が色々な栄養を一度に取れるようにと考え出したとか。
いまなら忙しい朝にミックスジュースってところでしょうか。
もうひとつの客家名物。
こっちは一押しの 粄條麵。
米どころ美濃ではお米でできた麺がとっても美味しい。
もちもちの麺にあっさりスープと葱油がたまりません(^_^)
今晩は。
ゆでたラッカセイ好きです。
by 夏炉冬扇 (2013-10-14 19:11)
擂茶体験お疲れ様でした ^^;
でも、面白い体験出来て良かったですね!
by twinkle (2013-10-16 20:58)
夏炉冬扇さま
ここではたぶん炒ったものだおもいます。香りがとても良かったです。
by cinnamon-cardamon (2013-10-17 14:20)
twinkleさま
擂るより疲れたのがお姉さんの名調子でした^_^;
でも美味しかったです。
by cinnamon-cardamon (2013-10-17 14:22)
ため息の午後さま、kurakichiさま、アジアンキャッツさま、yu-papaさま、翡翠さま
nice!をありがとうございました(^_^)
by cinnamon-cardamon (2013-10-19 21:54)