再び細田さんの工房へ [地元の話題]
いろいろな蓋。お盆やお皿としても使えます。
昨日はSさんと待ち合わせて、漆職人細田豊さんの工房へ伺いました。
とてもお忙しそうなのに快く応対してくださって
例のお重箱の蓋(こちらを参照してください)は作り替えるのではなくて、
改良したものをさらにもうひとつ作っていただくようにお願いしました。
細田さんは漆工芸のクラスも持っていらして
生徒さんの作品を一つ一つ手間をかけて、次回に間に合うよう補修していらっしゃいました。
こんなところにもお人柄がにじみ出ていますよね。
静岡駅前のデパートで開催中の伝統工芸展にも出品されていらっしゃるというので
帰りにのぞいてみました。
漆工芸は他にも出品者がいましたが、やはり細田さんの作品はぴか一でした。
「技を極めた」とか「精巧な」とかそういう技術だけでない、「なにか」があるんですね。
こちらから思わずぐぐーっと寄っていってしまい、手に取るとほわっとうれしくなるような
そんな「なにか」です。
わたしもいつかそういう作品をつくりたいな。
細田さんの今の一番の悩みは日照の問題で、これはかなり深刻です。
お隣の敷地に建設予定の住宅が全部建ってしまうと日が差さなくなり、
漆を塗る前の木地を乾かすことができなくなってしまうそうです。
どうにかしないと
静岡県というより国の宝である漆工芸が、ひとつ消えてしまうかもしれない。
いい解決法がないものでしょうか。
細田漆工所
静岡市葵区田町四丁目39
Tel 054-253-6044
春節にfu-chaさんでランチ [地元の話題]
今日は旧暦の1月1日 春節です
春のはじまり というにはまだまだ寒いけど、
このところ陽の光がなんとな~くやわらかくなったような気がしませんか。
台湾では 新年快楽(シンネンクヮイラー)! とか 新年好(シンネンハオ)! とか
または恭喜恭喜(コンシーコンシー)! といって挨拶をかわします。
新暦のお正月のときは学校も三日間ぐらいのお休みだけ。
なんといってもメインは春節!
春節は一年でもっとも盛大で最も大事な行事なんですね。
さて、今日は久しぶりに静岡へ行ってきました(磐田から静岡まではJRで約一時間)。
東京では夜になって雪も降り出しているというのに
きょうの静岡は最高気温16℃という春のような陽気でした。
用事を済ませてから、中国茶館fu-chaさんで遅いランチを。
静岡駅からは歩いて10分弱。PARCOのちょっと先です。
赤い階段を上っていくと、いきなり素敵な空間が出現。(この感じ、梅舎茶館さんに似てます)
店内はセンスよくしつらえてあって、いつもゆったりとくつろぐことができます。
椅子席と畳にすわるお席があります。
そのうえ、お茶はもちろんですが、ランチの満足度がかなり高いです。
ランチは二種類のみで 「お茶とお茶請け+お粥かちまき+ミニ点心+デザート」というお得なセット
お茶は銀針香六安茶という黄茶の一種
お粥おいしかった~。双圓広東粥といってこの中には海老だんごと肉だんご?が隠れています。
手前はホタテ餃子
小籠包は台湾のと同じ味
デザートはなつかしい仙草ゼリーにしました。
今日は電車が何時間も止まる というハプニングがありましたが、なんとか無事に家にも帰れて
終わりよければすべてよしです。
Sさん朝早くからおつきあいくださってありがとうございました。
東京方面のかたはどうぞお気をつけて。
中国茶館fu-cha(フーチャ)
静岡市葵区呉服町2丁目3-5 2F
Tel&Fax 054-252-8655
12:00~20:00 火、水休み(お茶の買い付けに行ってるときはお休みです)
中国茶や茶器も揃っています