再び漢聲巷 [お気楽台湾生活]
台北で一番お気に入りの本屋さんといえば
なんといっても漢聲巷。
トレードマークはひょうたん!おまけに入り口も瓢箪型ですよ。
一番最初に訪れたときの記事はこちらです。
お店の鄭美玲さんには初対面だったのに
もう頭が上がらないくらいお世話になりました。
http://cinnamon-cardamon.blog.so-net.ne.jp/2009-09-21
今回は何回めなんでしょう。
いつもはバスでしたが、初めてタクシーで行ったら運転手さんが迷って迷って
ようやくたどり着いたので、うれしさもひとしお!
見るものみんな楽しくて写真撮るのも忘れてしまいました(^_^;)
そして書籍じゃない新商品を見つけましたよ。
モデルさんはふつうのひとみたいですが、
おじいちゃんやおばあちゃんまでみんなかっこいいのです。
それぞれの個性を引き出す布たちのマジック?
でも着こなすにはまず、からだ作りだなー。
小金魚(金魚ちゃん) [お気楽台湾生活]
これなんだと思いますか。
私が去年からすごーく気になっていたもの。
金魚のかたちをしたティーバッグなのです。
台湾に行ったら絶対手に入れるぞー と思ってたところ
キャー うれしいっ!
なんと台北で友人からプレゼントされました。
見た目がかわいいだけじゃなくて、中身のお茶もnice!。
紅玉紅茶という台湾の紅茶です。
香りは甘〜くフルーティーで芳ばしくて
味もミルクやお砂糖いらずの美味しさです。
金魚ちゃんの情報はこちらです。
1/22から1/25まで台北にいました。
帽子作家のYasumi-yaさんが
台北の意思意思という雑貨屋さんで個展をされるというので、
今回は紙の買出しのほかに、それも見がてらの旅です。
台北には古きよきものと新しいパワーが融合した場所がたくさんあり
何度訪れても毎回新鮮な出会いがあります。
今回もワクワクがたくさん詰まった台北散歩になりました。
次の記事をお楽しみに。
好’丘 天母店(台北) [お気楽台湾生活]
台北の雑貨屋さんのお話をもうひとつ。
101ビルの近く四四南村にあるお気に入り雑貨店 好’丘(Good Cho's)が
天毋に出店したというので行ってみました。
台北日本人学校のすぐそば、以前住んでいた場所からも近いところです。
一階がカフェで、細い階段を上がって行くと
二階は雑貨のショップになっています。
手触りの良い陶器やひとひねりある家具、観葉植物などもあり
眺めるだけでも楽しいです。
*おまけ
天毋は市内でも北の方の地域ですが、外国人居留者が多いので
おしゃれな食料品店やレストランが目立ちます。
15年前に磐田から台北の天毋に引っ越した当初は
はじめての都会ぐらし!に親も子もわくわくする一方で
当時は野良犬が異常に多かったり、子供の誘拐や未遂事件もあり
タクシーにひとりで乗るのもちょっとね、ということも。
日本人学校の小学生は保護者が手をつないで送り迎えをすることが決まりで
友達の家へ遊びにいくのも親子一緒。
学校から家までは500メートルぐらいでしたが
帰りは上り坂で 蒸し暑さが頂点に達する季節は一気に上まで登ることができず
途中でクーラーの効いたお店を覗いたりしながらダラダラと歩いたものです。
はじめての経験も楽しいことも、とびきりたくさん。
天毋は様変わりしましたが、今も大好きな街です。
四四南村の好’丘についての記事はこちらをごらんください。
http://cinnamon-cardamon2.blog.so-net.ne.jp/2012-04-05
民藝埕と印花樂(台北) [お気楽台湾生活]
迪化街は漢方薬やカラスミなどの乾物で有名ですが
台北市は萬華(モンガ)、大稲埕(ダーダオチャン)、城内 の 三つの地域が
漢方薬(台北) [お気楽台湾生活]
一品巧厨(台北) [お気楽台湾生活]
信じる?信じない?(台北) [お気楽台湾生活]
台湾散歩、今回からは台北でのおはなしです。
農安街にある晴光市場は昔からよくのぞいていたのに
ここに占い屋さんがあるなんてゼーンゼン知りませんでした。
池袋にある梅舎茶館のヨーダさんが見てもらったというので
俄然興味がわいて、出発前に日本から電話をかけて
娘とふたり分の予約までとってしまいました。
(電話に出るのは通訳さんなので日本語でオッケイですよ。)
場所は市場のひとにたずねたらすぐわかりました。
何しろこんな派手な看板なので。
「先天世界易経協会」が易経占いで
「刀療」は手と部分的に包丁を使ったマッサージ。
とりあえず易経の方だけお願いしました。
まず意外にもロココ調ティーカップでハーブティーが出て来て‥‥。
お茶を飲みながらかなり待たされて
蕭先生登場!
わーびっくりです。
先生といっても、若くて小顔で写真よりずっとかわいい!(◎_◎)
日本語も少しわかります。
通訳さんが遅れてくるというので、さらにひたすら待ちます。
その間にカルテのようなものに名前、年令、聞きたいことなどを
詳しく記入。これが結構手間取ります。
ようやく通訳の学生さんが到着。
結局30分以上遅れて、まず娘から奥のコーナーへ呼ばれました。
次はいよいよ私の番だわー。
娘がなんだかなー という顔で出て来たので微妙。
おっとりとした可愛い先生がここでは厳かな雰囲気になり、ちょっとドキドキ。
羅針盤みたいな円盤を棒でこつこつたたきながら
リーディングしてくれます。
まず先生がしゃべって通訳さん必死に書き留めています。
それが結構長いので本当に全部書いてるのかなー。
次に通訳さんが日本語で伝えてくれますが、メモは要点だけなので
通訳さんの能力を信じるしかないか。
前世のことから現在を見ると聞いていましたが
私の場合前世のお話はありませんでした。
それともぼんやりしていて聞き逃したのかも。
蕭先生はかなり細かく丁寧にいろいろとアドバイスしてくれました。
それをすべて受け入れることは無理でしたが
私がこうして生きているのは
「信心深いお母さんが止めてくれたおかげ」といわれ
それだけはなんとなく納得してしまいました。
実は一年前、運転中にコンテナ車にぶつけられ
「九死に一生を得る」という体験をしていました。
使命があるから生かされたと先生に言われ、
母に感謝する一方で
こんなお気楽な人生で申し訳ないなとちょびっと思ったのでした。
悩み事は自分で解決するしかありませんが
旅のお土産にちょっと覗いてみるのも悪くないですよ。
パイナップルケーキ [お気楽台湾生活]
信用金庫のビルが!(台中) [お気楽台湾生活]
宮原眼科のすぐ向こうにある緑川を渡って‥‥。
両岸の木々にはピンクやオレンジのお花が咲いていて
街中なのにここだけ長閑かな川辺の風景です。
これから行く日出の五番目のお店は昨年オープンしたばかり。
やって来ました!
その名も第四信用合作社。
正面には 1966年 臺中市第四信用合作社 の文字が残る古ーいビルです。
昔は信用金庫だったんですね。
内部はもとの建物の骨組みを利用した三階建ての吹き抜けで、
ここもまたとにかく天井が高いのです。
一階がアイスクリームショップ、二階がその他のお菓子
三階は高級感漂うチョコレートサロン。
実は屋台でも人気のある 滷味(ルーウェイ)というお醤油味の煮込みが
ここの二階で食べられるというので、期待してきたのですが‥。
土日限定なのかな。
よーく見ていくと面白いものが見つかります。
金庫のドアらしきものがあるし(一枚目の写真の左下部分)
カウンターは信用金庫時代の窓口だったのでは。
昔の骨格をなるべく残したり、階段もそのままみたいだし
使えるものはリサイクルしながら
どの階も信用金庫からは全く想像もできないようなスタイルを形成して
なおかつウイットに富んだ内装なのです。
売っているものが宮原眼科と同じで
(というかここで作ったお菓子を宮原でも売っているのですね)
駅からはこちらのほうが少し遠いからでしょうか
お客さんが少なくてちょっと残念な感じがしました。
こっちも素敵なのに。
解体途中のようなむき出しのコンクリートと高い天井に驚かされ
内部の写真撮り損ねた〜(^^;;
宮原眼科も 第四信用合作社もお店の人たちがみな親切で
言葉がわからなくても根気良く英語で対応してくれました。
特徴ある建物だけでなく、商品も従業員さんも質が高いなーと思えました。
みなさんも台中に行くことがあったら覗いてみてください。
古い病院が!(台中) [お気楽台湾生活]
台中駅を背にして、目指すは宮原眼科という名前のカフェ。
カフェなのに眼科なんて。
いったいどんなお店なんでしょう。
台中駅前のメインストリートは中正路ですが、一本左側の中山路を行きます。
緑川という川の手前の交差点角に
ありました!
レンガの美しい建物です。
ドアを開けていよいよ中へ入ります。
うわ〜 天井高い(◎_◎;)。
一階から三階?四階?までの吹き抜けが壮観です。
重厚だけど同時に軽々としていて、古いけど新しくて、温かいけどクール。
古い書架や木の手すりとモダンなスチール、ガラスと鏡をうまく組み合わせていて
目がくらみそうな空間をつくりだしています。
圧倒されっぱなしで、おやつ食べるの忘れてた。
お茶しに来たんだったわ。
アイスクリームがとても美味しそうだったのですが
結構な人数の列ができていましたし
お酒工場からずっと歩きどおしでゆっくり休みたかったので
思い切って三階のサロンへ。
「醉月樓沙龍」という名前がぴったり。
オーダーを取りに来たお姉さんはあまりに美しくて見とれてしまう〜。
入り口で一人当たりの最低消費額180元でと念を押されドキドキしましたが
三人がそれぞれ好きなものを頼んで2500円ぐらいでした。
まあまあのお値段でお姫様気分を味わえるので
もしも台中に行くことがあったら、デートにはお勧めです。
美味しいスイーツも食べて落ち着いたところで
一階の売り場を見て回ります。
ここの売りはなんといってもチーズケーキとパイナップルケーキですが
オリジナルのチョコレートやゼリー、お茶も充実しています。
何よりパッケージデザインとディスプレイの素敵なこと!
さてさて、なぜ宮原眼科というのでしょうか。
日本統治時代の1927年、宮原武熊医師が台中駅前に「宮原眼科」を開院しました。
第二次大戦が終わり 宮原医師は帰国することになって
赤レンガの建物は国民党政府の管理下で「台中市衛生院」として使われていました。
その後「衛生院」も閉鎖されてしまいました。
数十年もの間荒れるままになっていた建物に注目したのが製菓会社の日出でした。
赤レンガを生かして病院を改装し、素敵によみがえらせたのです。
台中駅周辺には宮原眼科のほかにも日本統治時代の建築物が残っています。
そうした古い時代の建物にスポットを当てて再生させた日出のお店は
市内に5店舗あり、台中の新しい名所となっています。
古き良きものを残して再生させる動きは台北でも盛んですよー(^ ^)。
次回は日出の最新店舗のおはなしです。